2024/11/19 紅白歌合戦の出場歌手の発表がされました。坂道グループからは乃木坂・櫻坂の2グループが選ばれましたが、残念ながら日向坂は選ばれませんでした。
日向坂はこれで2年連続の落選となります。
昨年より間違いなく活躍をした日向坂ですが、なぜ紅白に落選してしまったのでしょうか。
今回はこのことについて真剣に考えてみたいと思います。
※あくまでも個人の考えです。
2024年の日向坂の活動を振り返る
出典:サンスポ
まずは2024年の活動を振り返ってみましょう。
- 展覧会『WE R!』開催
- スカイツリーとコラボ
- 横浜スタジアム3days
- ひなパレ放送開始
- 『君はハニーデュー』リリース
- ひなた坂ライブ(パシフィコ横浜・横浜アリーナ)
- みやざき大使就任
- 46時間TV
- 4期生ライブ武道館3days
- ひなたフェス開催
- ひなパレライブ
- 5期生オーディション開催
- 『絶対的第六感』リリース
- 『ゼンブオブトーキョー』
- 東京ドーム公演含む全国ツアー
2023年と比べるとかなり活動していますね。特に4期生がすごく頑張った印象です。
櫻坂は今年忙しくて追えませんでしたがイベント数だけでいえば櫻坂より多いのではないでしょうか。
なぜ日向坂は落選したのか
去年よりも明らかに活躍した日向坂ですが、ではなぜ紅白に落選してしまったのでしょうか。
曲の再生回数
以下の記事にも書いておりますが、紅白は様々な媒体の曲の再生回数やダウンロード・ストリーミングを重視しています。
今年(2023年)の紅白歌合戦出場歌手が発表されました。 坂道グループからは、乃木坂46・櫻坂46の2組が出場し、日向坂46は落選という結果でした。 去年は櫻坂が落選、日向坂が出場という形でした。 [sitecard subt[…]
詳しい数字は書きませんが乃木坂・櫻坂より明らかに少ないです。
でも実は希望はあったんですよね。
『君はハニーデュー』を活かせなかった
その希望とは『君はハニーデュー』です。
2024年11月現在約650万回再生(Youtube)、チャンネル登録者数は5000~6000人増加,配信当初おひさまは各媒体で大盛り上がり,MVのコメント欄には他グループのファンからの賞賛のコメント。
久々のあたり曲でした。ライブでも定番曲になりつつあります。
だったらやることは1つ。この方向性を維持することですよね。
しかし運営は何を考えたのか。方向性が全く違う『絶対的第六感』を選択してしまいます。
再生回数,おひさまの盛り上がり,チャンネルの登録者数すべて『君はハニーデュー』と比べて増加スピードが遅いです(すでに止まっている)
はっきり言います。表題曲でかっこいい曲はやめた方がいいです。だってその道のプロである櫻坂やK-POPがいるんですから。付け焼刃のかっこよさでは彼女たちに太刀打ちできるわけありません。
日向坂は『キュン』『ドレミソラシド』『君はハニーデュー』の方向性で行くのが正解だと思います(もしくは応援ソング)
かっこいい曲をやりたいならカップリング曲でやってほしいです。
まとめると『君ハニーデュー』を次に活かせなかった時点で紅白は厳しかったということです。
新規ファンを増やす行動が遅かったツケがでた
2024年は4期生の冠番組や映画、地方PR活動など新規ファンを増やす活動を行ってきました。これ自体はすごく良いことだと思います。ただ、行動が遅すぎたなと結果論ですがそう思います。
そもそも日向坂の勢いが停滞し始めたのは2022年からです。『僕なんか』『月と星が躍るMidnight』の日向坂らしくない2曲をリリース、ドーム公演が終わりメンバーとおひさまともに目標がない、卒業者が出始める……紅白はキツネダンスのバーター。
2019年に誕生した「日向坂46」。 誕生以降、飛ぶ鳥を落とす勢いだった日向坂でしたが2022年に行われた「東京ドームライブ」以降、勢いが落ちてしまいました。 ファンである「おひさま」の熱量、MVの再生回数、さまざまな指標から日[…]
ここで「ヤバイ。来年の紅白厳しいかも」と思えれば2023年のうちに地方PR活動を含めた様々な手を打って新規ファンを増やせたかもしれませんが、遅すぎましたね。
わたしが望むのは「地方へのアピール」をやめないこと。結果は徐々にですが出ていると思いますし、ここでやめたら2024年の1年が無駄になってしまいます。
2025年も引き続き「地方へのアピール」は続けて、プラス他のこともやって新規ファンを増やす努力を続けてほしいです。
「紅白歌合戦が全てではない」は違うと思う
出典:日向坂で会いましょう
ネット上でおひさまの声を見ると「紅白がすべてではない」「紅白は価値が無くなってきたからでなくていい」「年末ライブ配信とか他のことやってくれないかなぁ」などの声が見受けられました。
まぁ紅白に価値が年々無くなってきているというのは分かりますが、「紅白がすべてではない」などの考えは違うと思います。1年に1回全国で放送される歴史ある高視聴率お祭り歌番組ですし、出場すれば箔がつきます。更なる新規ファンがつくチャンスかもしれません。そんな偉大な番組に「でなくていい」は少々違うのではないでしょうか。
そもそも「でなくていい」「他の事やってほしい」とかって外から見たら負け惜しみにしか見えないんですよね。メンバーだって紅白出たかっただろうし、自分は紅白で日向坂を見たかったです。
かける声が違うのでは
「紅白がすべてではない」「他の事やってほしい」などの声は励ましになり、メンバーを元気づける効果もあると思いますが、それよりも必要なのは一緒に悔しがって奮起を促す声ではないでしょうか。
わたしはバディーズでもあるので2022年の紅白に櫻坂が出れなかったときは悔しかったです。その後X(旧witter)や様々な媒体を覗いたらバディーズのみんなは「来年は紅白に返り咲くぞ!」「バディーズが盛り上げる番だ!」のような声が多く見受けられました。結果、翌年の紅白に櫻坂は返り咲くことができました。
日向坂もこのフェーズに入ったのではないでしょうか。
来年はさらに苦しくなる
今年は斎藤京子・高本彩花・加藤史帆・東村芽衣・丹生明里・濱岸ひよりの主要メンバー6人が卒業しました(します)
このペースでいけば2025年も1期・2期から4~6人が卒業すると考えるのが自然でしょう。残っているのがW佐々木・高瀬・金村・河田・小坂・富田・松田の8人。ここから4~6人抜けるのはかなり痛いですね。全員主要メンバーです。
なので3期・4期の更なる活躍が必要不可欠となります(冠番組・冠ラジオ・外番組のレギュラー・ドラマ・映画・モデル・CM、etc…)
もしくは5期生に超逸材が入るか。
また、グループの「色」を早く見つけないとヤバイと思います。乃木坂は圧倒的な王道アイドル、櫻坂はかっこいい個性派アイドルという「色」があります。
対して日向坂は改名して2年ぐらいはフレッシュでガムシャラ感のあるアイドルでしたが、成熟した今、その「色」はなくなり普通のアイドルになりつつあります。
頼むから最低でも表題曲の方向性は定めてほしいです。それが「色」になるんだから。
何か起こさないとジリ貧になるのは目に見えてるので本当に2025年は頑張り時だと思います(おひさま含めて)
追記:ライブ後メンバーと掃除できる件について
わたしは12月下旬に行われる東京ドーム公演に参加するので詳細は分かりませんが、どうやら今年の全国ツアーは公演後選ばれたおひさまはメンバーと一緒に掃除ができるらしいです(お話しもできるとか)
おひさま目線では「うらやましい・楽しそう」、でも日向坂のことを考えると「やめてほしい」です。
持論ですが「アイドル」ってファンと一定の距離があるべきだと思うんですよね。
なのに公演後一緒に掃除って…。これ「日向坂」とメンバーの価値を下げてません?やってること地下アイドルと変わらない気がします。坂道グループなのに…。
とりあえず掃除イベントは今回のツアーだけにしてほしいです。もし今後もやるようでしたら「日向坂のメンバーと関係もてるかも」のような下心を持った人がライブに来て治安が悪く可能性がありますし(すでに悪くなってきていますが…)メンバーが襲われる可能性もあります。
かつ他アイドルのファンから、もしくはネット上で「ライブ後ファンと一緒に掃除するアイドルwww」と嘲笑される可能性もあります。
なので、掃除イベントは今回のツアーだけにしてほしいです。
まとめ
出典:日向坂で会いましょう
いかがでしたでしょうか。
今回の記事では日向坂が紅白落選した理由を真剣に考察してみました。
結局のところ「曲」なんでしょうね。
曲が良ければ「おひさまが盛り上がる」→「様々な媒体で話題になる」→「一般層にも聴かれる」→「新規ファンが増える」という流れができますが、2年近くこの流れとは逆のことが起きてますからね。運営は曲選びは様々な分析をした上で慎重に選んでほしいです。
あとは先に書きましたが「地方活動」や「おひさまの活動」ですね。
2年連続紅白落選という結果になりましたが、返り咲く力は持っていると思うので2025年も腐らず頑張ってほしいです。
それでは、次回の記事でお会いしましょう。